ゴールデンウィークも終わり、
5月8日、また冗長な日常が始まる頃。
本日は『灌仏会』である。
仏教における最大級の記念日。
開祖である釈迦の誕生日です。
仏教が最大宗教でありながら、
キリストの降誕であるクリスマスは祝うのに、
灌仏会はほとんどの人が知らないという、
日本人らしい現実。
流石というべきか、何というべきか・・・・・・。
ちなみに、釈迦の誕生日は定説だと、
4月8日である。
ただ、中国暦で旧太陽暦だから、
今では5月8日だろうという、措置である。
でも、
そんなこと言って5月8日にやっているのは、
日本だけだったりする・・・・・・。
ちなみにその法要の内容は、
様々な草花で飾った花御堂の中に、
灌仏桶を置いて甘茶を満たして、
誕生仏の像を安置して甘茶をかける。
以上。
その甘茶を子供にくばったりして、花まつり、
という名前で呼ばれることも多いとか。
どの宗派でもやるのだから、やっぱり有名ですね。
ついでに、失敗を『おしゃかになる』という表現、
これが灌仏会から来た言葉だとか。
江戸の鍛冶職人が、
あぶり過ぎで鈍ってダメになった金物
⇒江戸訛りでしがつよかった(火が強かった)
⇒四月八日だ(しがつようかだ)
⇒おしゃかになる(4月8日⇒釈迦の誕生日)
駄洒落かっ!
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